闇金からお金を借りてしまったら、ずっとお金を返し続けるしかないと思い込みがちです。しかし、いつか闇金にお金が返せない日が来ます。利息が雪だるま式に増えていくからです。返せないとなったら、闇金は取り立てを諦めるのでしょうか?闇金が取り立てを諦めるまでの期間は状況や対処法で変わってきます。ここでは諦めるまでの平均期間についてご紹介していきます。

返した金額が多ければ諦める?

闇金業者は利息が高いため、いつか借りた人が返せなくなることを想定しています。その期間をなるべく延ばそうとしているだけなのです。真面目に返済していれば、返せなくなる頃には元金を返し終わっていることが多いでしょう。その時点で闇金側としては貸したお金が返ってきているので、払えなくなっても損をすることはないのです。闇金業者は返せなくなった人からお金を引き出すのが、難しいことを知っています。いつまでも返せない人に関わるよりも、新しい顧客を見つけた方が儲かると判断すれば取り立てを諦めるのです。返せなくなってから一か月程度は惰性で取り立てが続くかもしれません。元金を返済していて、回収できないと判断したら諦めるまでは早いでしょう。

どのような対処法をしているのか?

闇金の取り立てに対してどのように対処してるかによっても、諦めるまでの期間は変わってきます。取り立てに対して頑張って払いますと言っているのでは、いつまで経っても諦めることはありません。お金を借りている立場であれば、低姿勢で電話に対応するのが普通です。しかし、相手は違法集団です。違法集団に通常の常識は通用しません。闇金が取り立てを諦めるためには回収できないと思わせることが必要です。回収できると感じたら、いつまでも取り立てが続いてしまいます。下手に出ている限り、諦める期間は長くなってしまうのです。

完全無視が効果的に諦めさせる期間を短くする

闇金を効果的に諦めさせるには、関係者に闇金からの連絡を無視させることが大事です。闇金業者は連絡が取れないときには、留守番電話などにメッセージを吹き込むでしょう。これはできることがメッセージを残すことしかないからなのです。脅し文句を言うことはできても、脅しに来ることはありません。あくまでもビジネスとして闇金をしているのです。そのため無視をしていると、闇金側は何もできなくなります。何もできなくなって、一か月もすると取り立てを諦めてしまうのです。闇金業者にもよりますが、一か月以上連絡が取れない人を追いかけるということはほとんどのところはしません。ポイントは連絡が取れなくなってから、諦めが始まるというところです。

取り立てを諦めるまでの平均期間

闇金業者はビジネスとして行っているので、返せなくなったと判断してから一か月程度で諦めます。業者のしつこさによって変わってきますが、平均すると一か月程度となるのです。これ以上しつこくしてもお金が返ってこないと判断するのに、その程度の期間は必要なのでしょう。諦めが悪ければこれより長くなるかもしれませんし、諦めが良ければもっと短くなるかもしれません。諦めるための前提として、連絡が全く取れないということがあります。その点は注意が必要です。連絡が取れてしまうと、闇金業者はすっぽんのように噛みついて離さなくなります。そうならないためには連絡を取れない状態を一か月程度維持する必要があるのです。話すことができない相手と話せるかもしれない相手では、闇金の対応は大きく異なります。

すぐに取り立てを諦めさせる方法!

闇金の取り立てをすぐに諦めさせる方法が一つあります。それは闇金専門の弁護士や司法書士に相談することです。闇金専門であればDuelパートナー法律事務所やウイズユー司法書士事務所が心強い味方になってくれます。弁護士などに相談すると闇金からの取り立てはピタッと止まります。闇金が違法で返済する必要がないことを弁護士が交渉するからです。闇金側もそれが分かっているので、わざわざ無理をして取り立てようとはしません。弁護士が出てきた時点で、闇金側に勝ち目がないことを知っているからです。無理な取り立てを行えば弁護士と警察が出てきて、闇金業者側が捕まってしまう可能性があります。そこまでのリスクを取ってまで取り立てを行う業者は少ないでしょう。弁護士に相談して、弁護士が闇金業者側と話すことでほとんどの場合、すぐに取り立てがなくなります。少なくとも一週間以内には取り立ては止まるでしょう。この時に弁護士が解決策として提案するのがゼロ解決です。依頼者と闇金業者の双方がゼロ解決で納得すれば、スムーズに取り立てがなくなります。ゼロ解決とはそれまでに支払った返済額で手を打ちましょうという解決方法です。そもそも違法で闇金にお金を支払う必要はないのですが、実体のない闇金からお金を回収することは現実的に難しいのです。そのためゼロ解決で手を打ちます。そうすると、闇金業者側も諦めて取り立てを行うことが無くなるのです。借りた側も貸した側も痛み分けなので、納得しやすい方法でしょう。このように弁護士に相談すると、早い段階で闇金業者は諦めるでしょう。